2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
[rakuten:book:14019691:detail] 「映画芸術」の今月号に、『悪人』と『告白』のレビュー、「『悪人』『告白』を観る/読む 「悪」の表象を意味するもの」が掲載されています。
あるインタビューで、この作品の被写体であるバンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」のリーダーの「リッキー」は、「ポリオで下半身不随になってしまった自らの身体の障害をどう思うか?」という問いにこう答えている。「手足は関係ない。俺は頭で考えて生きて…
こういうことを書くと、きっと映画を「愛する」映画関係者や批評家、シネフィルなどから叱られるのだろうが、『骨』以降、ペドロ・コスタの強度はどんどん落ちているのではないか。 もちろん、それを、「路地」(『骨』、1997年)から「路地の解体」(『ヴァ…