2023-02-15から1日間の記事一覧

物語と悪――王殺し「後」の中上健次

三島由紀夫も中上健次も、父(親)の文学がないこと、子の文学しかないことに愚直にぶつかった。 三島 動物的な家父長、そうなったら文学など要らない。父親になろうという欲求があるのは当たりまえで、どんなサラリーマンでもそういう欲求を持っている。左…