2022-04-11から1日間の記事一覧

戦争をふせぐ歴史観――「党」のクビまで引っこ抜かないこと

遅ればせながら、すが秀実「花田清輝の「党」」(「群像」2022年3月)を読んだ。 以前、何度か触れたことだが、花田清輝は、現代史を「〔…〕二つの戦争によってきりとらずに、逆にそれらの二つの戦争に終止符をうった二つの革命によって――つまり、ロシア革…