2018-02-01から1日間の記事一覧

月夜釜合戦(佐藤零郎)その2

本作に登場する男たちは、何らかの釜ヶ崎の記憶=歴史を背負っている。二代目を継ぐはずのタマオがしばらくこの地を離れていたのは、「仁吉」(川瀬陽太)に向かって吐き捨てるように、組のやくざが警官と共謀し賄賂をやり取りしていたことが発覚した、一九…